2008年 06月 29日 ( 1 )   

この時期、先生たちの頭を悩ませるもの。   

・・・ってタイトルの記事を見つけたので、ひさびさにトラックバック。
ちょこちょこ省略させてもらいます。



2002年度から学習指導要領が改訂され、評価方法が
大きく変わったことはご存知の人も多いかもしれない。
具体的にいうと、それは、集団の中でどのくらいの位置にいるかを
示す「相対評価」から、個人が学習内容をどの程度達成できたかを
示す「絶対評価」に変わったということ。
これには個人の頑張りを見てもらえるというメリットがある一方で
「内申点のインフレ化が進んで5段階評定の5が急増した」
「差がつきにくく、内申書軽視になる」
などの反対の声もけっこうあるわけだが、実際、評価する教員たちの
作業量にも大きな影響が出ているのだという。

「絶対評価に変わったことで、成績処理がものすごく大変になりました」
というのは、都内の中学校の教諭。
「これまでは上位○%が5で、△%が4で……と決まっていたので
処理が楽だったけど、絶対評価の場合は全員5でも良いわけですから」
そのどこが大変なのかと言うと……。
「通知表の評価は入試にも使うものなので、当然、単純にみんな5
というわけにはいきませんよね?
でも、『絶対評価』が導入されたことによって、『なんでですか?』
『どこが足りないんですか?』『自分は頑張ったのに』など、本人や
保護者からいちいち問い合わせがくるんです。
教師には成績の『説明責任』がありますから、これにすべて対応して
いかないといけないんですよ」

また、別の中学校教諭も言う。
「絶対評価は達成度に対してのものだけに、『全員5でも良い』と
保護者も思っているので、5じゃないというだけで文句がきます。
自分の子どもが努力しているかどうかは棚に上げて
説明を求めてくるんですよ」

さらに、これまでは教師がもっているだけだった「観点別評価」を
保護者に渡す通知表に記すようになったことも、煩雑さに
つながっていると言う教諭もいる。
「たとえば、国語だったら、『読む』『書く』『聞く』『話す』のそれぞれの
観点別に、A、B、Cを出すようになっています。
それも、事前に説明しないと後で苦情が来るので
『この作文を提出したら10点』など、評価の対象になるものを
すべて知らせておくんですよ。」


確かに。
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by white-topaz | 2008-06-29 23:04 | 考えごと | Trackback | Comments(2)