英語暗唱大会に向けて。
2009年 10月 14日
山梨県では、「英語暗唱大会」というものがあります。
ある物語を覚えて、文字通り暗唱する、というもの。
暗記力は勿論、発音やリズム、表現力なども問われます。
ちなみに、2年生の課題文は 「笛吹き権三郎」。
笛吹川という川があるのですが、その名前の由来に
なっている昔話です。
軽くホラーが入ってるんですが。
3年生の課題文は、杉原千畝さんの物語。
当時の日本政府の命令に背いて、6000人以上のユダヤ人に
日本への渡航ビザを発行した人です。
数年前に反町隆史さんがドラマでやった気がします。
1年生は、ないんです。(笑)
何ででしょうね。
毎年、11月の上旬に県大会が行なわれるのですが
そろそろ地区予選の時期。
まめ。も指導に借り出されるわけです。
まめ。が関わるのならば・・・
下手な順位を取らせるわけにはいきません。
予選1位通過を狙います。
・・・が。
正直、3年生の課題文は今回初めて見ます。
というのも、去年から課題文が変更されたから。
その前の課題文なら指導したこともあるのですが・・・。
そんなわけで、正直、どうやって指導したらよいのやら。
まめ。: えーっと・・・とりあえず、この人、どういう人か知ってる?
生徒: うーん・・・詳しくは、よくわかりません。
ここに書いてある文章以外のことは。
そーだろうね。
まめ。もこの人を知ったのは、大学の授業でだもん。
更に言えば、おそらく、この生徒はこの話の意味も
よく分からないまま、覚えていたと思われます。
感情の起伏がなかったからねぇ。
まめ。: んー・・・じゃあ、まずは内容理解からいきましょうか。
生徒: はい。
まめ。が持ってきたのは、ウィキぺディアにあった
杉原さんの経歴とかをプリントアウトしたもの。
ここを読めば、ある程度のことはわかるでしょう。
(手抜きとか言わないの!)
まめ。: 蛍光ペンで引いたところが、特に重要なところ。
当時の時代背景から書いてあるので
ちょっと読めばわかるかな。
生徒: こんなに・・・? すごい!!
それに、初めて杉原さんの顔を見ました。
まめ。: ・・・だろうね。
内容を理解しないと、何もできないからねぇ。
それに、まめ。は杉原さんについて大学時代
「上級英語」 という授業の課題で、レポートを書かされた
過去があるのです。(苦笑)
あの地獄の経験が、こんなところで活かされるとは・・・。
人生、何が起こるかわかりませんな。
by white-topaz | 2009-10-14 23:23 | 山梨のこと | Comments(4)
大会とか、みんなの前でとかじゃなくて、英語の先生の控え室に休み時間に行って、自分が覚えた分を暗唱するだけ。
やらないと点数にならないから、2・3行だけ覚えた気がする(笑)
でもって、どんな内容の話なのかは、今も知らないまま・・・。