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英語暗唱大会に向けて。   

他のところでは、わからないのですが
山梨県では、「英語暗唱大会」というものがあります。
ある物語を覚えて、文字通り暗唱する、というもの。
暗記力は勿論、発音やリズム、表現力なども問われます。

ちなみに、2年生の課題文は 「笛吹き権三郎」。
笛吹川という川があるのですが、その名前の由来に
なっている昔話です。
軽くホラーが入ってるんですが。

3年生の課題文は、杉原千畝さんの物語。
当時の日本政府の命令に背いて、6000人以上のユダヤ人に
日本への渡航ビザを発行した人です。
数年前に反町隆史さんがドラマでやった気がします。

1年生は、ないんです。(笑)
何ででしょうね。

毎年、11月の上旬に県大会が行なわれるのですが
そろそろ地区予選の時期。
まめ。も指導に借り出されるわけです。
まめ。が関わるのならば・・・

下手な順位を取らせるわけにはいきません。
予選1位通過を狙います。


・・・が。
正直、3年生の課題文は今回初めて見ます。
というのも、去年から課題文が変更されたから。
その前の課題文なら指導したこともあるのですが・・・。

そんなわけで、正直、どうやって指導したらよいのやら。




まめ。: えーっと・・・とりあえず、この人、どういう人か知ってる?
 生徒: うーん・・・詳しくは、よくわかりません。
     ここに書いてある文章以外のことは。


そーだろうね。
まめ。もこの人を知ったのは、大学の授業でだもん。
更に言えば、おそらく、この生徒はこの話の意味も
よく分からないまま、覚えていたと思われます。
感情の起伏がなかったからねぇ。

まめ。: んー・・・じゃあ、まずは内容理解からいきましょうか。
 生徒: はい。

まめ。が持ってきたのは、ウィキぺディアにあった
杉原さんの経歴とかをプリントアウトしたもの。
ここを読めば、ある程度のことはわかるでしょう。
(手抜きとか言わないの!)

まめ。: 蛍光ペンで引いたところが、特に重要なところ。
     当時の時代背景から書いてあるので
     ちょっと読めばわかるかな。

 生徒: こんなに・・・? すごい!!
     それに、初めて杉原さんの顔を見ました。

まめ。: ・・・だろうね。

内容を理解しないと、何もできないからねぇ。
それに、まめ。は杉原さんについて大学時代
「上級英語」 という授業の課題で、レポートを書かされた
過去があるのです。(苦笑)
あの地獄の経験が、こんなところで活かされるとは・・・。
人生、何が起こるかわかりませんな。

by white-topaz | 2009-10-14 23:23 | 山梨のこと | Comments(4)

Commented by hiro428 at 2009-10-15 10:43
私はねぇ~、「ライオンが木の下で寝てる」って始まる話を暗唱させられたよ。
大会とか、みんなの前でとかじゃなくて、英語の先生の控え室に休み時間に行って、自分が覚えた分を暗唱するだけ。
やらないと点数にならないから、2・3行だけ覚えた気がする(笑)
でもって、どんな内容の話なのかは、今も知らないまま・・・。
Commented by white-topaz at 2009-10-15 21:11
ねーさん

あー・・・あったあった。
私は高校時代、漢文でやった。
そうするとテストの点が5点くらいアップしてた。(笑)

でも、その話すごい気になるね・・・。
Commented by のび太 at 2009-10-16 22:48 x
暗唱大会があるのですね。
以前杉原さんのドラマ(ビデオ録画で)を授業で取り上げましたよ。
生徒達は感動していました。また紹介したいですね。
Commented by white-topaz at 2009-10-18 22:06
のび太 さま

そうなのですよ。
ビデオとか見られればいいんですけどね・・・。
もう時間がないもので、このまま突っ走っていこうかと思います。

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