カステラとカップケーキ。   

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「見りゃ分かるだろ!」っていうツッコミはおいといて。
生徒が家庭科の時間に、つくってくれました。
手軽な方法があるらしく、みんな粉まみれになりながら
作ったみたいですよ。
楽しくてしょーがなかったみたいです。

まめ。も勿論もらって、家に持って帰って食べました。
「甘すぎず、ちょうどよいおいしさだねぇ~」 とか言いながら
ごま。と食べてました。

その次の日、まめ。にカステラをくれた班の生徒たちは
気になったらしく、「どうでしたか?」なんて聞いてくるように。
勿論、おいしかったですよ。
なんて言ったら、そりゃもー喜んでましたけどね。


それから、手前にあるカップケーキ。
これは、特別支援学級の生徒がつくってくれました。
学年の先生に、ってことでつくってくれたんですけど。



まめ。クラスは、この生徒にとって「親学級」です。
特別支援生徒専用のクラスはあるんですけど、それとは別に
「集団生活に慣れる」とかそういう目的があるんでしょうかね?
「通級」という形で、まめ。クラスに来ています。

といっても、5教科はそれぞれの先生が別で教えているし
実技教科では、それぞれの先生にお願いしてあるし
まめ。が面倒を見るのは、給食や学活などです。
正直、大したことはしていません。

「配膳台を準備してくれると、みんな助かるなぁ。」とか
「机が重くて運べないから、一緒に運んでほしいなぁ。」とか。
そんな声かけをする程度ですけどね。
とにかく、クラスに還元できるようなことを指導しているつもり。

そしたら、いつも冷静な特別支援学級の先生が興奮した様子で
まめ。に声をかけてきました。

 先生: まめ。先生、まめ。先生!
まめ。: どうしたんですか?
 先生: 〇〇くん、すごいの!
まめ。: え、どうしたんですか?

ただならぬ様子に、慌て始めるまめ。

 先生: 前にカップケーキ(写真)を作ったでしょ?
      あれから、料理に興味を持ち出したみたいで!!
      「レシピがほしい」とか言ってるの!!

まめ。: えっ!? えっ!? まじですか!!! すげー!!
      それって、すごい進歩ですよね!?

 先生: そうだよ~!! 今まで「自分から何かする」ってことに
      反応を示すことがほとんどなかったのに。
      で、三者懇談でも「卒業したらパン屋さんで働く」って。

まめ。: ・・・え、それ、本人が言ったんですか?
 先生: うん!お母さんもそれで納得していて。
      授産所でパン屋とかあるじゃない?
      そういうところで働かせてほしいって。
      あの子、働き者だし、気がきくし、いいと思うんだ。

まめ。: うんうん、ピッタリですよ。
      よしっ!!(ガッツポーズつき)
      これで〇〇くんの進路はもう決定ですね!!!


・・・ってね。
職員室のど真ん中で2人だけでテンションが超高い状況。
でも、他の先生よりも関わっている時間が長いから、喜びも大きい。
泣けるくらい、嬉しい。

頭で覚えるより、作業を通じて覚える方が得意な彼としては
ピッタリな進路だと思う。
そのきっかけになったカップケーキです。
味は勿論、おいしかったですよ。
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by white-topaz | 2008-12-28 23:28 | 考えごと | Trackback | Comments(2)

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Commented by のび太 at 2008-12-29 17:30 x
いい話です。まめさんも良かったですね。
嬉しかったことでしょう。

今年も少なくなりましたね。どうぞよいお年を迎えてください!
Commented by white-topaz at 2008-12-29 23:43
のび太 さま

はい、これは本当に嬉しいです。
師匠もどうか良いお年を。

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